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2007年6月 8日 (金)

水不足危機

 水問題がこのように重大なことにあるとは知らなかった。知識の受け売りですがよろしく。インターネット上の記述をコピーしました。

バーチャルウオーター(仮想水、間接水)

  水問題というと、飲み水を求める人々や、水に関連した病気で命を失っている人々が真っ先に連想されますが、このような問題は、実は水問題の一面にすぎません。飲み水は、人が利用する水資源の量としてはごくわずか。年間で一人1立方メートルもあればすみます。しかし、生活用水として使われる水は飲み水の100倍、食べ物をつくるために必要な水は飲み水の1000倍にもなります。米や小麦をつくるために必要なだけでなく、牛を育てるにはトウモロコシなどの穀物がいる。牛の可食部を1kg増やすためには13倍の穀物が必要です。そしてそれを育てるには水がいる。それをカウントすると、先進国では1人あたり年間1000立方メートルもの水を使っていることになります。

今、その水が足りません。特に、今後発展途上国を中心に人口が増加していくと、その食料需要をまかなうだけの農業用水がない。そしてそれを補うだけの経済力もない。そんな状況に陥ってしまいます。つまり、地表から水がなくなるわけではなく、途上国の人々が安く入手できる水が少ないこと、または食料が買えないこと、これが今起こっている水危機なのです。水危機とは喉が渇いて死ぬのではなく、おなかがすいて死ぬことなのです。

この食料生産に必要な水、バーチャルウオーターと呼ばれることもあります。バーチャルウオーターとはロンドン大学のアンソニー・アラン教授が、国際的な水資源問題を論ずるために持ち出した概念です。この考え方を用いると、国際的な食物の輸出入は、バーチャルウオーターを輸出入していることだとすることができます。水が豊富といわれる日本ですが、食料の形で輸入している水を計算に入れると、実は水の「輸入国」です。日本は、年間1035億トン、国内で使われる農業用水の2倍近い量の水を食物の形で輸入しているのです。輸入先は米国とオーストラリアが突出しています。これは「水の塊」である牛肉の輸入が多いためで、中国やタイからの鶏肉、デンマークからの豚肉も総輸入量を押し上げる一因になっています。

バーチャルウォーターを計算する前は、日本が途上国の淡水資源を圧迫している可能性を心配する声もあったが、主要輸入先をみて、その懸念はなくなりました。しかし、だからかまわないという事にはなりません。アメリカの農業が持続的かという疑問もある上、毎年琵琶湖の貯水量の3.7倍もの水を海外に依存している日本は、クルマや家電メーカーが外貨を稼いでくれないと維持できない状況です。

日ごろ何げなく口にしている食べ物ですが、その裏で気の遠くなるような水資源が投じられています。「21世紀は水紛争の時代になる」という言葉が、実感をもって伝わってきます。日本人はもっと水問題、特に「水赤字」の現状に関心を持つべきでしょう。

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